『筑波批評2011春』epub版発売のお知らせ
内容
内容は紙版と変わりありません。
論考タイトルと概要は以下の通りです。
実在性のきらめき 塚田憲史
巻頭を飾るは、塚田の『魔法少女まどか☆マギカ』論。
語り尽くされたかに思えるループ構造について、より大きな視点から捉え直す。
形式化と再帰性がもたらす、「実在性のきらめき」とは一体何なのか。
『ディファレンス・エンジン』とカオス理論、TAS動画と疑似乱数、『記号と再帰』にチューリングマシンと、『まどマギ』論を越えてSF評論として展開される。
エリオをかまってちゃんでみるアニソンとJ-POP――「Os−宇宙人」論 島袋八起
『電波女と青春男』のOP「Os−宇宙人」の歌詞分析を通して、いわゆる電波ソング的なアニソンがJ−POPの表現を超克していくことを論じる。
歌詞の意味だけではなく、音韻や音数など歌としての特徴に注目して分析し、アニソン表現の可能性をあぶり出していく本論は、新しい音楽批評の始まりを告げるものとなるだろう。
「テレパシる」は最強のエフェクターだ!
宣伝です。「Os−宇宙人」論を6月12日の文フリにて『筑波批評』に書きました - フシギにステキな素早いヤバさ現代日本の隙間――コンビニの歴史と日本の消費空間
我々の日常生活には欠かせなくなったコンビニであるが、改めて一体何かと問われたなら、どう答えるだろうか。
その歴史やサブカルチャーの中での表現を辿りながら、コンビニという〈システム〉、〈システム〉としてのコンビニが、現代日本においてどのような機能を果たしているのかを探り出す。
『思想地図β vol.1』と第11回文学フリマ コンビニ論を書きました。 - 絶倫ファクトリー
価格
一部300円となります。