筑波批評社には続々と応援メッセージが届いています

早いもので、もう明日には文学フリマです。
今日は、筑波批評に言及していただいているブログを紹介したいと思います。みなさん、本当にありがとうございます。

同人誌、とても優れた仕上がりとなっています。みなさま、ぜひぜひご贔屓に!
同人誌のなかのシノドス×筑波批評社というページに、シノドスについて少し文章を書きました。お時間がありましたらぜひ足をお運びくださいませ。
http://kazuyaserizawa.com/blog/2008/10/synodos_1.html

フライングで感想を許してもらえるなら、文脈メイク術やコンテンツ化力については「もう少し頑張りましょう」だけれど、個々のマテリアには素直に発見させられるところが多かったです。手に取って損はしないでしょう
告知たくさん - 荻上式BLOG

さて、何故「筑波批評社」なる団体を応援するかなのですが、まずもって彼らが楽しそうに集まり意見を交わらせ同人誌をまとめているからです。なんと言うか傍から見てて非常に羨ましい。私も去年先輩と同級生と一緒に勉強会を団体申請して立ち上げたけど、現状全く活動できてない。継続できてるのはほんとすばらしいと思う。それに話題を共有して真剣に話せる相手はほんと大事です。そういう集まりからではないと何か新しいものが生まれるということはありませんから。そういった集まりを応援するのは微力であろうととても大事なことであると思います。
文化の秋に寄せて 筑波批評社の健闘を祈って - カフェオレみたいな日記 黒いのと白いのと甘いのと

文学フリマではゼロアカ道場が話題ですが、ちょうどその裏あたりのB-58「close/cross」というブースで出展します。

ゼロアカでは当誌にも参加してる峰尾俊彦さんの所(id:BST-72-Chihaya)と、筑波批評社さん(id:tsukubahihyou)を応援してます。
文学フリマ新刊告知 特集:岩本ナオ - close/cross; confusion is sex

最後に他のゼロアカチームについて、少しだけ言うと筑波批評社が僕はとても好きで、楽しそうにやってる姿勢が何より良い。メンバーでは特にid:sakstyle id:klov id:Muichkine のバランス感覚が非常に優れている。これは自分に近いから、というのもあるかもしれないけど、それだけじゃない。
文フリでゼロアカー - 冨樫とエミネムを応援する日記

べ、別に『筑波批評』が読みたくて行くんじゃないんだからっ。


世界よ広がれ。
http://d.hatena.ne.jp/i-Ag/20081107/p1

けれど前提として、一万部デビューと十年先の批評担わなければならないってのがあるのだったら、「筑波批評2008秋」「Plateau」「ケフィア」「Xamoschi」辺りには、目次だけさらっと読む限り、期待はできるんじゃないのかな、と感じた。もちろんそれはわたくしの考える「全体性」みたいなものと、それぞれの参加者が考えるものが異なるからなのだろうけれど。
http://d.hatena.ne.jp/inhero/20081107/1226067539

http://d.hatena.ne.jp/f_iryo1/20081107/1226030685

彼らの挑戦に対し、「批判的工学主義」がどれだけ貢献できたかは定かではないが、頑張って欲しいと思う。
http://www.round-about.org/2008/10/post_71.html

こうして真正面から文芸批評(あるいは社会評論)に取り組める彼らには、ものすごく期待してしまいます。しかも、一応最先端のトピックを扱いながら、主題はあくまで流行から離れ、あくまで自分たちが興味のある課題へと向かっていくところは、読んでいてとても唸らされました(座談会で、いきなり「ポストモダンの、うすっぺらい歴史感覚」を問い直し始めたところは、ぜひみんなにも読んで欲しい。彼らが単なる“俗な意味での”東浩紀フォロワーでないことは、この座談会を読むだけで十分伝わるはずです)。最後にソワカちゃんにも触れてたりするしねっ!(結局そこに反応するのかよ!!)
文学フリマ『筑波批評2008秋(改め、ゼロアカ道場破り号)』に寄稿しました - God & Golem, Inc.

出来上がった『筑波批評』は一読する限り、荒削りで未完成で不十分で一貫性がないように感じられるかもしれません。しかし全体として見ると、今まで何が語られてきて何が語られてこなかったのかが、一部ではあるでしょうが、浮き彫りになると思います。そしてそのような逆照射を狙って執筆してみました。

『筑波批評2008秋』に寄稿しました - 半可思惟

500円で買って損はしない内容であることは間違いないかとー。
少なくともPEPSI NEX 1.5L ×3本分の価値は間違いなくあります! ジャスコつくば店換算で!
『筑波批評2008秋』に寄稿しました - かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

おぉ、こうして改めて並べてみると、なかなか感動的ですw
いや冗談ではなく、これだけ応援してもらえるとは、本当にありがたいことです。みなさんの期待に応えていきたいです、いや、応えます。Yes,we can! 


追記(081110)
文学フリマが終わってから追記しても宣伝にはなりませんが、当日に応援メッセージを書いてもらっていたので追加します。

筑波批評社みたいなことは同じゼロアカに出てる村上君とか僕とかが大学時代にやりたかったことでもあった、はず。けど結局中途半端になって、できなかった。それは僕の能力のなさでもあるし、それ以前に人が集まらなかったせいでもあった。

なんというか彼ら自身がそれをどこまで自覚しているか分からないが、筑波批評はほとんど奇跡のような存在に思う。もちろんsakstyleをはじめとした彼らに能力があったからここまで成長したのだが、まず彼ら同士が出会えたことがすごい。あんなに楽しそうに批評とかについて語れるのは素晴らしい。正直うらやましい(笑)
筑波批評社 - ニート☆ポップ教NEO

僕(シノハラ)は、この記事のコメント欄にも書いたけれど、massunnkさんや村上くんたちのやっていることがとても楽しそうで羨ましかった。筑波批評社というのを作るに際して、彼らの影響はとてもあるのだ。
こういう相乗効果があるって、素晴らしいことだと思いませんか。
確かにこれは奇跡や幸運や偶然の類かもしれないけれど、でももっとあちこちで起こってもいいはずだと、起こって当然だと僕は思う。